私は30歳の男性です。結婚はしており、子供は4歳と2歳の2人。仕事は病院で看護師をしています。収入は手取りで月18万円ほど。看護師は資格が必要な専門職ですが、意外にも給料は低く、しかも仕事は激務でした。

妻も共働きしていましたが、それほど給料が高くないため私のお小遣いは月に2万円だけ。飲み会にいけばすぐになくなってしまう金額で、お小遣いの資金繰りは毎月苦労していました。

仕事のストレスからパチンコにのめり込む

私は独身の頃からパチンコを趣味にしていました。妻にはパチンコをやめるように何度も言われて、仕方なくパチンコをやめたと話していましたが、実際は休日や仕事終わりにこっそりパチンコに通っていました。看護師という仕事の辛さから、ストレス解消が必要だったのかもしれません。

もちろん月2万円のお小遣いではパチンコに使えるお金はほとんどないため、1円パチンコでちまちま楽しむ程度でした。しかし、もっと刺激がほしくなり、4円パチンコに手を出しました。4円パチンコをやったことのある人ならわかると思いますが、1万円なんて1時間も経過しないうちになくなってしまいます。都合よく勝てるはずもなく、私のお小遣いはあっという間にきえてなくなりました

初めてキャッシングしてしまったあの日

ある日、お小遣いをもらった次の日にパチンコへ行ってしまい、その月のお小遣いすべてを使ってしまいました。「今月、いったいどうやって過ごそうか…」と本当に悩みました。繁華街を歩いていたところ、『キャッシング』という看板が目に入ったのです。お金を借りてはいけないとわかっていながらも、「来月に返せばいいか…」という思いから、とうとうキャッシングに手を出してしまいました。

始めに借りた金額は3万円。さすがにその月はパチンコはやりませんでした。キャッシングしたことを妻にバレたらマズイという気持ちがあったのかもしれません。

妻にバレることが怖くてパチンコに行けなかった

そして翌月から返済の日々が始まりました。とりあえず、1万円を返済。たった2万円しかない月のお小遣いの半分がなくなるのは本当にきつかったです。返済が始まった月もパチンコをする気がおきず、なんとか少ないお小遣いでその月を乗り切ることができました。

「もし、キャッシングを利用したことが妻にバレたら離婚かな…」ということが頭によぎってしまい、お金を借りた日からものすごい恐怖感が私を襲いました。その後もパチンコには行かず、無事に返済することができました。

まとめ

仕事のストレスから、少ないお小遣いでもパチンコに手を出してしまい、キャッシングを利用しました。

『キャッシングがバレて離婚』という恐怖は今でも鮮明に覚えており、もう二度と体験したくありません。結局、パチンコはそれ以来行かなくなりました。

キャッシングは本当に家族を崩壊しかねない軽率な行動だと思います。利用する際は自分だけでなく家族のことを考えて利用するようにしたいです。