私が28歳の時、シングルマザーで奮闘していた時に陥ったローン地獄の話です。

DVが原因で離婚し、アパートを借りて2歳の息子と暮らしていました。

フルタイムでの勤務でしたのでかなり大変でしたがなんとかやりくりしていた時に、実家にあった新聞折込の広告に化粧品サンプルが貰えるハガキがあったので注文しました。

直ぐにサンプル品が届き、1週間程使った頃に、化粧品会社から電話があり、使用感を聞かれました。特に効果があったわけではなかったですが、使い心地は良かったのでその件を伝えると、今まで何の洗顔料を使っているか聞かれました。

別に隠すこともないので、当時CMでも流れていた洗顔フォームの名前を出すと突然セールスの方の態度が一変しました

『◯◯◯使ってるの!?それダメよ!アレを使うと肌が傷むのよ!アレを使うくらいなら、石鹸を使った方がマシなくらい!直ぐに変えないと大変な事になるわよ!』

当時、離婚で精神的に参っていた上に、仕事がハードで思考力が無くなっていたのでしょう、私はその人の電話に聞き入ってしまいました。

そして、気づけば60万と言う多額のローンを抱えるハメになりました。

60万というのも、月にするといくら、日にするといくら…と少額を言われたら、納得してしまい契約してしまいました。

今思い返せばバカな事をしたと思いますが、やはりセールストークのうまさに負けてしまったんだと思います。

そしてローンが始まりました。

月々1万円の5年ローンを組み、利息を合わせて60万円。大金です。

フルタイムで働いてはいますが、手取りは13万足らずでアパート代や水道光熱費、食費で精一杯で、母子家庭の手当ても頂いていましたが、それでも生活が大変で食卓が貧しかったです。

それなのに月に1万円も飛んで行く…

残業しても残業代がでないところで、ボーナスもなし、本当に生活が困窮としていました。あの時の私に声をかけるならば、1万でも大金、安易に契約しない、安易に電話を取って話を聞かない様に説得したいです。

みなさんも、もし迂闊に契約しそうな時は、1日でもいいので、よく考えてみる必要があると思います、即決は自分の首を締めるので、本当に必要なのかよく自問自答して、どうしてもキャッシングやローンをしなくてはいけなくなった場合は、計画的に早期に返せる様にした方が良いでしょう。

まとめ

この体験をしてから、私はローンは一切契約しなくなりました。もし、なにかを買う時にカードを使うにしても、一括で返しています。

一括で返せない時は最初から買わない。が大原則です。

本当に必要か?欲しいものがあったときも、一旦頭を冷やして、無くても困らないと判断したものは、買わなくなりました。結果的にお金も貯まるので一石二鳥です。