おまとめローンの審査基準は一般のローンの基準よりは厳しいと言われます。その理由は、やはり、複数の金融機関や消費者金融で既に借り入れをしているので、自ずと返済能力を厳しく見られるからです。

審査基準1: 延滞

金融機関は特に過去に延滞のあった人への融資を嫌います。延滞があるということはそれをきっかけに以後の返済もできなくなる可能性が高いからです。また、過去に延滞があったかどうかは個人信用情報に登録されますから、調べればすぐに分かってしまいます。

審査基準2: 年収

年収は高くても低くても「安定性」を重視されます。だから、倒産の可能性の低い大きな会社に長く務めている人が一番有利になるのです。ただ、会社が小さいからダメということはなく、ある程度継続して勤務していれば問題ないと思います。逆に大きな会社でも入社してすぐの人には貸してくれる可能性は低いです。

審査基準3: 勤務先

勤務先はやはり安定した企業の方が有利ですが、重要なのは勤続年数です。大きな会社でも入社して間もない人には審査は厳しくなるでしょう。逆に、小さな会社でも長年勤務していれば有利です。勤続年数はつまりは収入が安定しているかという審査基準に繋がります。なお、勤務先には必ず電話で在籍確認の連絡が行きます。勤務先の嘘はNGです。ただ、勤務先には個人名で電話されますからローンを申し込んだかどうかが会社にバレることはありません。

審査基準4: 融資額

融資額が大きければ大きいほど、審査基準も高くなります。いま借りている全部のローンをまとめるのが難しければ、1社だけでも金利が下がるのならそういうやり方も有効です。※ 1社だけの場合、おまとめローンではなく「借り換え」と言います。